ターボババアは、ネットで急速に広まった「異様なスピードで追ってくる高齢女性キャラ」の元ネタの起源を知りたいという検索意図から生まれたワードです。
六甲山やトンネルなど“心霊スポット”と結びついた都市伝説的な噂、さらには人気漫画『ダンダダン』(ジャンプ+)に登場したことから「いつから?」「どこ?」「本当にいるの?」と疑問が膨らみました。
加えて、ネットでは「かわいい」と愛され独自のキャラ化が進行。
ぬいぐるみ・フィギュアの自作、声優がいるのでは?という噂、下ネタ系(イチモツ)などの過激なパロディ要素、さらには派生キャラ「ハイパージジイ」によって世界観が拡大しています。
本記事では、
✅都市伝説としてのターボババア
✅『ダンダダン』登場による認知爆発
✅目撃談・グッズ化・声の有無
を、徹底的にファクト整理しながらまとめます。
ターボババアの元ネタに関する基礎知識と重要ポイント
六甲山と都市伝説化の背景(本当に出る場所はどこ?)
ネット掲示板を中心に「六甲山の山道やトンネルで、猛スピードで婆さんが追いかけてきた」という書き込みが複数流れました。
六甲山は
- 夜景スポット(深夜のドライブ多い)
- 事故・心霊噂が以前から存在
- 地元民の“地縛霊伝説”多いという条件が揃い、怪談が育ちやすい土壌でした。
しかし、六甲山が公式な発祥地という証拠はなし
→あくまで「有力な俗説」
【補足:他の噂スポット】
- 関東の峠道
- 京都の旧トンネル
- 北海道の林道
など、地域は後付けで増殖する傾向
結論:六甲山説は有名だが“確定元”ではない
いつから広まった?最古の情報を追跡
ターボババアの発生時期は以下の3段階が存在します。
| 時期 | 出典・動き |
|---|---|
| 2000年代前半 | 読み物形式の怪談・都市伝説に類似キャラ登場(高速で追う老婆) |
| 2000年代後半〜2010年代 | ネット掲示板・動画サイトで「ターボババア」の名前が使用開始 |
| 2021年 | 『ダンダダン』登場 → 一般認知が爆発的拡大 |
特に2021年以降の流行が決定打と言えます。
トンネルと「追跡系怪談」の演出性(映像との関係)
夜道・トンネルは
✅不安を増幅
✅逃げ場がない
✅映像演出が容易
という理由で怪談動画のテンプレ舞台。
実際に
- 自転車で走ってたら後ろから歩行のまま急接近
- 車のバックミラーに急に映る
などの演出動画が多数投稿されていますが…
✅ほとんどが演出・編集
❌目撃証拠(証明された映像)は存在しない
ターボババアの元ネタをさらに深掘り
『ダンダダン』出演とキャラ性の確立
芥見下々先生のアシ経験でも知られる 龍幸伸作品『ダンダダン』に登場。
ここで一気に「キャラ」としての個性が強化されます。
特徴(作中設定)
- 異様な長足で時速100km級の疾走
- 顔面は般若のようなホラー系
- だが、どこかコミカルで愛嬌もある
SNSでは「かわいい」の声も多く、
ホラーミーム → 人気キャラへと昇華。
2024年アニメ化 → 声優発表に期待高まる
※現時点では公式声優は未公開
ハイパージジイという派生キャラ
ターボババアとセットで語られることが増えた派生キャラ。
「高速で迫るお爺さん」という二次創作的ユーモア。
ハイパージジイの起源はネットコラに近く、
公式設定と誤認しないよう注意が必要です。
かわいい?なぜ恐怖から萌えへ転換した?
背景には
- ギャップ萌え効果(怖いのに必死、健気)
- 「追われる=気にかけられてる」という解釈
- デフォルメ二次創作の普及
があります。
擬人化イラストやぬいぐるみ化が加速。
ぬいぐるみ/フィギュア化の現状
✅多くはファンアート・同人制作
❌公式商品としての販売は確認されず(2025年11月時点)
※アニメ化展開によって将来は公式化の可能性あり
→購入時は著作権的に正規かどうか必ず確認を
イチモツなど下ネタ要素について(注意喚起)
一部パロディでは
- チ○コを追いかける
- 性的ジョークの対象
などの投稿がありますが、
👉これは二次創作の過激化
👉公式・原典とは完全に別物
苦手な人はミュート推奨です。
本当にいる?証拠と検証
結論:信頼できる実在証拠は一切なし
根拠
- 映像は編集検証で加工が判明
- 目撃談は投稿者情報が曖昧
- 体験談に一貫性がない
- 科学的に長足疾走は不可能
- 対策として
✅ファクトチェック
✅投稿者・出典確認
✅専門家検証の有無
を意識しましょう。
声優は?(現状最新情報)
- ファンボイスは数多く存在
- 公式声優:未発表(2025年11月時点)
→アニメ放送にあわせて解禁の見込み
声が付いた動画は
✅同人・加工音声
として認識を。
ターボババアの元ネタまとめ
ターボババアは
- 六甲山トンネル系が有名な都市伝説
- ネット掲示板や動画から広がり
- 2021年『ダンダダン』で全国認知
- 派生キャラや萌え文化で人気ミーム化
- しかし一次証拠のないフィクションである可能性が極めて高い
恐怖から笑い、そしてキャラ愛へと変化し、
現代型ホラーミームの象徴と言えます。
